2006年11月 のアーカイブ

日本車=時代遅れ

カタログを見る限り、日本車はかなりの最先端の技術を投入している。
そんな気分になることがあります。
高精度のDOHCエンジン、それをコントロールする高度なプログラムのコンピューター。
エンジンの動力を確実に伝える為の足回り。
それも高度に電子化され、雨天時、果ては雪上でのスリップ防止機能まで装備して。
これでもかと言わんばかりの勢いで最先端の技術を紹介しています。
 
でも、それが本当に活きているかどうか。
すべてはドライバーにゆだねられているのです。
どんなに良い物でも、使い方によっては意味のない物ですから・・・。
 
 
その代表と言えるのが
ハイブリッドエンジン
これほど時代に背いたエンジンはないだろうと思います。
 
ハイブリッドエンジンは良いことばかり書かれています。
安定走行時はエンジンでなくモーターで走行。
音も静かで、燃費も良い。
車のパワーもガソリン車に引けを取らないと良いことずくめ!!
と、まぁこんなかんじでしょうか。
 
しかし、実際に考えると、良いことばかりであるわけではないのです。
まず、結局はガソリンで走ると言うこと。
ガソリンが燃える時点で環境破壊ガスが大量に発生。
どれだけ燃料消費を押さえても、販売台数が増加すれば結局同じ事。
パワーが引けを取らないと行っても結局は安定走行の時くらいで、スタートはガソリン頼み。
音が静かにしても、エンジン音が聞こえないと言うことは、誤操作の危険が倍増。
音で速度感覚をつかむ人間にはまずは運転不可。
高速走行が怖いです。
その中でも一番の問題は、燃料電池のリサイクルではないでしょうか。
正確な寿命のアナウンスを聞いたこともないし、どうやってリサイクルするかも不明だし。
結局のところ、実験的な製品を、煮詰める前に販売している感じがします。
そんな中、最近ではバイオマス燃料(だったかな?)なる物が何かと話題になっています。
が、これが一番くせ者だったりします。
植物(主にサトウキビなど)から精製したアルコールを燃料に使う。
アルコールは燃やしても環境破壊ガスが発生しないので、次世代の燃料として期待が高まっています。
そう高まっているのです、日本では。
 
ブラジルでは当たり前のようにアルコール燃料が販売され、当たり前のようにアルコール燃料自動車が走っているのです。
実は日本は時代遅れだったのです。
自動車の能力にしても、アルコール燃料のエンジンの方が高いようです。
チョット臭いらしいのですが・・・。
 
それを今更追求している日本の自動車業界は目先の物にとらわれすぎていると思います。
以前、ガイアックスというアルコール燃料がありました。
今でもあると思いますが、アルコールがきつすぎて、燃料タンクの塗料が落ちるという弱点はありますが、オクタン価はハイオク以上。
値段は軽油並みというすばらしい燃料でした。
 
それが何故普及しなかったか。
それは、自動車メーカーの2社が大々的に反対したからです。
三菱とトヨタ。
三菱は何となく反対する理由はわかります。
石油会社を持っているので売り上げダウン。
反対するのは当然でしょう。
しかしトヨタが何故反対したのか。
ガイアックスには税金がかからないので、国から反対するようにプッシュされたのか?
それとも、アルコール燃料に対応できる塗装技術がなかったのか?
それが原因で、ガイアックスは粗悪燃料のようなレッテルを貼られ徐々に販売規模が減っていきました。
実際のところガイアックス単品ではチョット危険なものの、ガソリンとブレンドする分にはあまり害はなかったようです。
 
それが今ではどうでしょう。
国を挙げてのアルコール燃料導入。
メーカーの開発競争。
結局、騙されていたのは国民だけなのです。
いつか、ハイブリッド車は燃料電池のリサイクルが困難の為という理由ディーゼル車と同じ運命をたどるかもしれません。
結局は、我々国民は自動車メーカーに最先端というなの詐欺に遭わされているのです。
 
 
話は少々飛びますが、一番優秀なエンジンはと言うと、ディーゼルエンジンです。
多方面で紹介されているのですが日本で黒煙だらけのディーゼル車が走っているのは粗悪燃料が原因。
海外では軽油の精製がかなり良いので、かなりクリーンなエンジンのようです。
普及台数も相当なようで、ベンツやBMWも当たり前のように販売しています。
それを見越した上で、今後の自動車業界は最先端を目指していってもらいたい物だと思います。
現在の上層部が生き続ける限り無理な話だとは思いますが・・・。

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自動車は本当に安全なのか?

自動車業界に勤めている以上、このようなことは書かない方が良いのかもしれませんが・・・。
実際、今の自動車業界は疑問だらけなので、書かざるをえないと思うのと、あとは個人的な好き嫌いからかと。
 
今、どこの自動車メーカーでも、低燃費と安全性を大々的にアピールしています。
技術も進化し、加工精度や高度な電子化により、燃費と安全性は間違いなく向上しています。
と言いたいのですが、これはあくまでも表面上の話
実際のところ、高度に進化させすぎてしまっている故に、かなり危険な車に仕上がってしまっているのです。
 
 
まずABSの話。
かなり有名だったのですが、既に金でもみ消されてしまったのか、日本人の国民性からか消滅してしまった話です。
 
大衆車にもABSが標準で装備されはじめた頃でしょうか。
当時トヨタのスターレットという小型車にABSが搭載されて車が逆に滑ってしまったり、横転してしまうという特集が組まれた番組がありました。
実際に試験走行した時も水たまり程の水上でのABS稼働時に横方向へのスリップ、何度かの試験の内に転倒という結果になりました。
それから数年・・・10年くらいは経っているので、このあたりは改善されていて欲しいのですが。
車のサイズ的に未だ問題が残っているかと思います。
軽自動車にも当たり前のようにABSが搭載されているので・・・。
 
 
最近あった話題と言えばメルセデスのコンパクトカー転倒事件。
メルセデスの試験で転倒した為に販売停止。
改善するまでは販売しないと徹底した対応でした。
この時点では外車もたいしたこと無いと思ったのですが、この試験時の映像が凄かったのでその意見はすぐに訂正せざるをえなくなりました。
なんとその試験の走行速度が尋常ではなかったのです。
日本の同クラスの車(ミニバン全般)は、ほぼ100%転倒してしまうだろうという試験方法。
高速道路で急ハンドルを切るような試験でした。
実際起きうる状況での試験。
ここまで試験する海外に対して日本は机の上で導き出した安全試験だけ。
さらに安全に対して不安にならざるをえません。
 
あと、最近感じることと言えば容量不足のブレーキとタイヤでしょうか。
車格に対してはあまりにか弱いブレーキ。
細すぎるタイヤ。
高速走行や雨天時の走行では必ず問題が発生します。
 
デザインのみ重視した外観も問題があります。
風洞試験と言いつつ正面からの風しか考えていないので横からの突風は危険な挙動が発生します。
怖い思いをした人も多々いると思います。
 
その他、上げればきりがない程です。
 
 
それ程恐ろしい物を当たり前のように販売しているのが現在の日本自動車メーカーなのです。
車を買う時は十分注意するように。
日本車の安全神話は既に消滅したような物ですから・・・。

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自動車業界は本当に大丈夫なのだろうか?

最近のニュースを見ていると、トヨタ自動車の売り上げが過去最高とか、販売台数が世界一だとか言うことを良く聞きます。
かくいう私も得意先企業に勤めているのでその恩恵を受けていて残業ばかり。
忙しい割には残業してはならない月があ、り訳のわからない会社ですが・・・。
大本がトヨタの労働組合から来ているので「そう言うことですか」くらいの気分で働いています。
 
そんな中、ふと思う
 
確かに、世界的に見ても、日本の自動車業界全般がかなり上向きであることは間違いないです。
日本ではパッとしない三菱自動車でさえ、海外ではかなりの人気メーカーであったりします。
他の自動車メーカーに比べてエンジンの耐久力が段違いな事と、顧客がF1にしか興味がない日本人でないこともあると思います。
現にダカールラリーで優勝しているパジェロは優勝しすぎが原因で規制をかけられたほぼ市販車のままのパジェロですから。
 
コンパクトカーも大人気。
ヨーロッパなどの狭い道では大きなアメリカ車よりも取り回しが良く、さらに、値段も安いと来れば売れまくること請け合い。
 
さらに、そんな中での原油価格の高騰。
いち早くハイブッリッド車を出していたからさらに人気が高まりました。
 
 
こんな感じで、日本の自動車メーカーは物凄い勢いで成長してます。
 
 
しかし、冷静に考えると・・・
 
日本の自動車、世界的に見ると、かなり進んでいるという感じがすると思います。
・高度な電子化による燃費向上や安全性。
値段に似合わない内装の上品さ、外観のお洒落さ。
・突然の故障が殆ど無いエンジン。
これだけ聞けば、車の知識がない人は良いことずくめと思うでしょう。
 
ただし、これはあくまで良いことしか書いてない日本の問題点。
実際は・・・。
・電子化しすぎてしまった為に、緊急時に何も出来ない。
・内装外装は確かに立派であるが、その反面耐久力が物凄く低い。
 環境面でと言いたいかもしれないが、処分、リサイクルでさらに環境破壊につながるのではと。
・エンジンの耐久力は相当な物だが、ボディがそれに伴わない為に、結局製品としての寿命は短くなってしまう。
 
等々。
良いことには必ずと言っていい程悪いところがあるのです。
完璧な物はないにしても、良いことを表に出しすぎている気がします。
 
これを海外のユーザーが実感してしまえばすぐに売れなくなるでしょう。
しかし、一番問題なのが、物に対しての考え方
 
日本は使い捨て、海外は基本的に一つの物を長く使う。
 
食器や調理器具、住居にしても何にしても、海外はかなり長く使っています。
それに対して日本では、壊れたら買い換え、メーカーも壊れやすく作っているのです。
一時期噂になって、今でも伝説化しているソニータイマー。
それもその一つ。
保証期限が切れたとたん壊れるソニー製品。
今でも実際に存在します、プレイステーションシリーズとか。
あなたのプレイステーションは何台目ですか??
 
それが、実際に車でもあるのです。
5年も経たない内に、フレーム(正式にはフレームがないのでボディー本体)がガタガタ。
10年、または10万㌔まで使えるタイミングベルトが8年、4万㌔で切れたとか。
日本車では当たり前にあります。
海外の人間がこれを素直に受け入れられるとは思いません。
 
私が友人や知人に『自動車業界はあと5年くらいかな』という理由がこれです。
そんな事はないと祈りたいですが、今の家電業界を見ていると明日は我が身なので将来を見越して働いていきたいと思います。
 
 
自動車業界ネタは今後も続けていきます。
日本企業の今の進み方はおかしいと思うので・・・。

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娘とサイクリングで忙しい私

先月からと言う物、週末のサイクリングが終わったあとは娘を見るのが楽しくて楽しくて・・・。
出来ることと言えば、だっことおしめ交換くらいしかありませんが一応頑張っております。
 
サイクリングの方ですが、体力作りの一環なので、記録をつけております。
9月は月半ばからなのである程度ですが、10月の記録
 
合計走行距離 197.3㎞
総走行時間 約12時間6分(実際に走っていた時間ですが・・・)
 
と言う結果となりました。
休日出勤がほとんど無かった分、土日の早朝は殆ど走っていたのでかなりの距離になったと思います。
その結果というかなんというか、体重は落ちない物の、
 
痩せました!!
 
今、仕事でG-SHOCKをつけているのですが、穴一つ分閉めてもきつくなくなりました。
さらに、私服で利用しているベルトも緩くなってます!!
鏡の前で自分の身体を見ても、痩せたと言うよりも
 
引き締まった
 
と言う表現が似合う身体になってきました。
基本的に筋肉のつきにくい体質なので、これはこれで良い結果かなという感じです。
今月は休日出勤ばかりですが、それを利用して
 
休日出勤は自転車通勤
 
に、挑戦しても良いかなと思うのでした。
ちなみに今日は自転車通勤でした。
交通量の少ない早朝サイクリングはやはり、とても気分が良いです。

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